めじろそらクリニックのblog

めじろそらクリニックのblogです。

カテゴリ: 心理療法

Hello readers,

 

Are you struggling with any of these issues?

Ø  You find it hard to start assignments and tasks, always putting them off until the very last minute.

Ø  You get easily distracted while reading a book and end up reading the same part over and over again.

Ø  While listening to someone talk, you often find your mind wandering or feel the urge to interrupt them.

Ø  You start doing something completely different when you're getting ready to leave, making you late for appointments.

Ø  You frequently misplace important things or documents.

 

If these difficulties are affecting your relationships, work, or studies, and lowering your self-esteem, you might be dealing with ADHD.

While medication can help alleviate the symptoms of ADHD, it doesnt provide solutions to these specific problems. That's why our counseling office offers a five-session program called "Mastering Your Adult ADHD: 5-Day Treatment Program." Based on the book "Mastering Your Adult ADHD: A Cognitive-Behavioral Treatment Program" by Oxford University Press. And our psychotherapists will help you develop the necessary skills to manage these challenges.

 

We are excited to share some insights about our program ;

1.       Information About Adult ADHD : We'll explore how our program aligns with typical ADHD symptoms and how it can support you in overcoming them.

2.       Organizing and Planning Skills : Learn to manage your time effectively using a task list and calendar, ensuring you stay on top of your responsibilities.

3.       Problem Solving and Managing Overwhelming Tasks : Get strategies for handling challenging tasks and problems you keep putting off.

4.       Organizational Systems : Find out how to sort out what needs to be done and what can be discarded, like managing utility bills and other important documents.

5.       Gauging Your Attention Span and Distractibility Delay : Develop techniques to maintain your focus and concentration throughout your daily activities.

 

Join us and take the first step towards mastering your ADHD

皆さまこんにちは、

 

例えば、日頃から次のようなことで悩んでいませんか?

Ø  課題や仕事を始めるのが難しく、いつもギリギリまで先延ばししてしまう。

Ø  本を読んでいるとすぐに気が散ってしまい、同じ箇所を何度も読み返してしまう。

Ø  誰かの話を聞いているときに、まったく別のことを考えていたり、相手の話を遮って口を挟みたくなってしまう。

Ø  出かける準備をしているときに、まったく別のことを始めてしまい、約束の時間に遅れてしまう。

Ø  重要な物や書類を頻繁になくしてしまう。

 

こうした問題が人間関係や仕事、学業に悪影響を及ぼし、自尊心の低下を招いているとしたら、それらはADHDの症状かもしれません。薬物治療はADHDの症状緩和に効果があるとされていますが、薬はこうした問題に対する具体的な解決策まで教えてくれません。そこで、そらカウンセリングルームでは『大人のADHDをコントロールするための5回プログラム』を提供しています。このプログラムはオックスフォード大学出版のワークブック「Mastering Your Adult ADHD: A Cognitive-Behavioral Treatment Program」に基づいて作られており、当カウンセリングルームの心理士が必要なスキルを身につけるためのお手伝いをいたします。

 

プログラムの概要は下記のとおりです:

1.       大人のADHDとプログラムの紹介:ADHDの典型的な症状についての解説とプログラムの内容を説明します。

2.       順序立てと計画性:タスクリストやカレンダーを使って時間を効果的に管理する方法を学びます。

3.       問題解決と難しい課題の処理の仕方:後回しにしている難しいタスクや問題を処理するための戦略を学びます。

4.       書類の整理:公共料金の支払いやその他の重要な書類の管理の仕方を学びます。

5.       注意の散漫さを減らす:日常活動において集中力と注意力を維持するためのスキルを身につけます。

 

このプログラムに参加することで、苦手を克服し、生活を立て直す第一歩を踏み出してみましょう!

 

I hope everybody is staying safe, sheltered in place, stocked with essentials, and healthy during these absolutely chaotic, tough, terrifying times.

The numbers of infections here in Japan are going up and down,
and it is hardly predictable how it will look like in the next few weeks or even in the next few months.
 

I guess we all are experiencing a lot of stress, dealing not only with this pandemic but also with personal difficulties and problems at work.

The WHO recently published a stress management guide 
Doing What Matters in Times of Stress 
to help us coping with adversity.

It is an illustrated guide supports implementation of WHO’s recommendation for stress management – simple and easy to read for anyone who experiences stress on a daily basis.
 

We all have to keep in mind that right now, there are many other people in your community and all around the world who are struggling with stress.
You are definitely not alone.

Through this helpful guide, please enjoy your journey of learning how to do what matters in times of stress!

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カウンセリングって何するの?


こんにちは!
臨床心理士・公認心理師の澤地です。

とりあえず、カウンセリングを極めてシンプルに定義すると、


「カウンセラーと患者さんが対話を重ねながら、
患者さんの悩みになんらかの好ましい変化を与えようとする試み」

ということになるかもしれません。

つまり、「対話」といっても、
ただ単にカウンセラーがうんうんと頷いて
患者さんの悩みを聴いているだけではなく、

「好ましい変化を与える」という明確な目的に沿って
コミュニケーションを図るということになります。

 

 そして、そうした目的を持ったカウンセリングに臨む
カウンセラーの基本姿勢というものを、下記に列挙してみます。


・患者さんが自然に躊躇なく自分を語れるよう、

 積極的な姿勢で耳を傾け、
 患者さんの心境や悩みをそのまま受け入れ理解する。

・一方で、意図的に患者さんの話を引き出したり、
 不必要に話を深めたり、つらい体験を無理に思い出させない。
 話したくなければ、話さなくてもいいことを保証する。

・患者さんと協力して繰り返し問題点を整理し、
 問題が生じ、維持されているメカニズムを
 患者さん自身が把握できるよう「気づき」を促す。

・カウンセラーの人生観や価値観を押し付けない範囲で、
 必要に応じて日常生活のアドバイスやメンタルヘルスに関する教育を行う。

カウンセリング2










アメリカのTVドラマ『In Treatment のワンシーン 


「好ましい変化」であったとしても、「変化」には痛みが伴うことがあります。

変化を促すには、悩みという苦痛をつくり出している当の部分に
触れなければならなくなるからです。

上述したカウンセラーの基本姿勢は、
痛みによって変化の意欲が低下しないよう患者さんを支えながら、
患者さん自身が問題に向き合えるための工夫と言えるかもしれません。


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参考文献:

大野裕『保健、医療、福祉、教育にいかす 簡易型認知行動療法実践マニュアル』きずな出版、2018
笠原嘉『精神科における予診・初診・初期治療』星和書店、2007
滝川一廣「精神療法とはなにか」in『治療のテルモピュライ―中井久夫の仕事を考え直す―』星和書店、1998
東畑開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』医学書院、2019
光元和憲『内省心理療法入門』山王出版、1997

心の悩みを抱えているあなたへ
 

in all honesty therapy has saved my life so many times.

  if youre afraid to ask for help, dont be.

  u dont have to be in constant pain & u can process trauma.

  ive got a lot of work to do 

  but its a start to even be aware that its possible.
 

「実を言うと、カウンセリングは何度も私の人生を救ってくれた。

 一人でじっと辛い気持ちに耐えている必要はないし、

 人に助けを求める勇気さえあれば、トラウマに対処することだってできる。

 私にはまだたくさんやるべきことがあるけれど、

 それが可能だって気が付くことが第一歩なの」

アリアナ・グランデ 2018115日付のTwitterより

 


臨床心理士・公認心理師の澤地です。

 

患者さんから、「カウンセリングって何をするんですか?」

とご質問をいただくことがよくあります。


中には、「つまらない私の話なんか聞かされて、

カウンセラーさんが迷惑なんじゃないですか」とか、

「マインドコントロールされ、人格を変えられてしまいそうで怖い」

と言われる方までいて、驚いたこともあります。

 

人は特に心が弱っている時、不安やマイナス思考が強まる傾向があるので、

実際にカウンセリングルームの中で何が行われているかわからないと、

こうした極端なイメージを抱かれても仕方がないかもしれません。

 

いずれにしても、カウンセリングに興味はあるけど、

実際に受けるのは抵抗があるという方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、今後数回にわたって、

カウンセリングとはどういうものなのかについて、

紹介していきたいと思います。


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巷では、「精神療法」「心理療法」「サイコセラピー」等、さまざまな名称が散見されます。
ここでは、精神科医や臨床心理士、公認心理師が、主に対話形式で患者さんの症状の改善を目指して行う療法を総称して、「カウンセリング」と呼ぶことにします。


名称未設定















アメリカのTVドラマ『In Treatment』のカウンセリング場面

どうせ自分はダメな人間。
あれも、これも中途半端でうまくいかない。
誰の役にも立っていない。

気持ちが沈んでいる時は、ついそう考えてしまいます。

これは、認知行動療法で言うところの
<心のフィルター>がかかった状態です

気分がウツに傾いている時には
グレーのフィルターを通して世界を見ているのです。

だから、本当は何かしらいいことがあっても
その存在に気がつきません。
世の中全てが灰色に見えます。

もっと悪いことには、
フィルターがあることすら気がついてない
だから、自分の見え方は<事実>そのものだと
思い込み、一層気持ちが沈んでしまう。

あなたが今見ている世界が
もしもグレーだったら。

微力だが、無力ではない」
そう呟いてみてください。

あなたは無力ではありません。
ささやかであっても、確かに一隅を照らしている
そのことを忘れないでください。

寒さの中に凛と咲く、ロウバイの花 
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