めじろそらクリニックのblog

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2020年05月

過日、箱根に行ってきた時のこと。
いかにも歴史のありそうな、
日本家屋の旅館に泊まりました。

宿を入ると、チェックインはこちらです、
と案内されたのが、サロン風の部屋。

その部屋の一隅に、
新聞やガイドブックに混じって、
一冊の文庫本が置いてありました。

その本が
「帰れなかったドイツ兵」

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なんと、100人余りのドイツ海軍将兵が、
第二次世界大戦中、この旅館で過ごしていたというのです。

彼らが乗っていたドイツ巡洋艦が
横浜港係留中に爆発したため、
帰国ができなくなってしまったのでした。

火の上がった船から、
すんでのところで海に飛び込み、岸まで泳いで
九死に一生を得たドイツ兵たち。

最初はほんのひと時の船待ちのつもりで、
箱根の旅館に落ち着いたはずが、
その後、4年もの長きにわたって、
同地に留まることになったのでした。

ドイツ兵たちは、
日本海軍省のお客様という立場だったので、
自由な生活を保障されていたようです。

衣食住も平凡な暮らしも保障されていましたが、
彼らをいら立たせたのは、
「先行きの見えない幽閉生活」でした。

自由な生活とは言え、行動範囲は
宮ノ下までに限られており、
それより遠方に行くときは、
許可証が必要だったのです。



さて。

軍の若者たちにとって、
この生活が次第に堪え難いものと
なってきたことを
ドイツ海軍のブルーンズ大尉は、
気づいていました。

そこで、懇意にしていた旅館の息子に
こう相談します。

「何かこの村の人々に役立つ仕事はないだろうか。
やりがいのある仕事を彼らに与えたいのだ」

そして、できたのが「阿字ヶ池」
ドイツ兵たちが、村の人々のために
防火用水を兼ねてつくった池です。

ドイツ兵たちは、
実に科学的、計画的、理論的に作業をこなし、
本格的な池を造成しています。

この池は、今も立派に水を湛えているとのこと。



本には池を作っていた時の写真が載っています。
上半身裸になって、手にスコップを持つドイツ兵たち。
心から愉快そうにこちらを見ています。


「人の役に立つこと」
「目的を持つこと」
それが、どれだけ人を生かすのか


そんなことを思わずにはいられませんでした。

こんにちは、吉平です。
ご無沙汰してます。

ソファでゴロゴロしていたら、
パワースポットのことを紹介するように、
という指令がYから飛んできました。 


パワースポット…
Yの勝手な解釈はこうです。


小さな自分と
その自分を包む大きな宇宙に気づけるところ。

詮無いことは詮無いこととして、
なるようになる、
なるようにしかならない、と思えるところ。


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Yにとって、そんな場所は
近所のお寺だったり、
多摩川が流れる風景だったりするらしい。


別に特別な場所でなくてもいいんだ。
日常の中で
あなたのパワースポットを見つけよう。 

緊急事態が発出されてから、
リモートワークになった方も多いことと思います。

通勤に時間をかけなくていい分、
朝ゆっくりできるのはいいのですが、
最近よく診察室で話題になるのが、「昼夜逆転」。

どんどん寝る時間が遅くなり、
その分、起床時間が昼にずれ込んでいくという…

そもそもヒトの体内時計は24時間より少し長いので、
何もしなければ、少しずつ腕時計より遅れをとっていきます。

体内時計をリセットするには、
日光を朝から浴びることが重要です。
…と、これはご存知の方も多いでしょう。
実は、他にも体内時計をリセットできるものがあります。



    それは、朝食 🍳



適度な糖質とタンパク質を朝食で摂ることが、
体内時計のリセットを促すと考えられています。

朝は、いろいろ作るの面倒だし…
と考えているそこのアナタ!
今日は、ビルヒャー・ミューズリを紹介して
おしまいにします。

その昔、
スイスの医師、ドクター・ビルヒャーが
療養に適した食事として開発した
栄養のバランスがよく、
繊維が豊富に含まれている一品。


材料は写真に載っているものだけ。
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オーツ麦などのシリアルと
ナッツやドライフルーツがミックスされたものに
フルーツジュースとヨーグルトと
千切りにしたりんご、好みでブルーベリーなど

これらを全部混ぜるだけ。
夜に作って、冷蔵庫に置いておくと
翌朝シリアルやドライフルーツがいい具合に
ソフトになってます。

ナッツとフルーツとヨーグルトが好き、という方。
ぜひお試しあれ。

I hope everybody is staying safe, sheltered in place, stocked with essentials, and healthy during these absolutely chaotic, tough, terrifying times.

The numbers of infections here in Japan are going up and down,
and it is hardly predictable how it will look like in the next few weeks or even in the next few months.
 

I guess we all are experiencing a lot of stress, dealing not only with this pandemic but also with personal difficulties and problems at work.

The WHO recently published a stress management guide 
Doing What Matters in Times of Stress 
to help us coping with adversity.

It is an illustrated guide supports implementation of WHO’s recommendation for stress management – simple and easy to read for anyone who experiences stress on a daily basis.
 

We all have to keep in mind that right now, there are many other people in your community and all around the world who are struggling with stress.
You are definitely not alone.

Through this helpful guide, please enjoy your journey of learning how to do what matters in times of stress!

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