#ボーダレスな生き方
#インタビュー
#ハワイ
#50代女性
Mさんは日本でハワイ出身の男性と知り合い、
結婚を機にハワイに移り住みました。
ハワイでの生活が、人生の半分ぐらいを占めるようになった彼女。
華奢で、控えめで、でも芯がしっかりとしている。
優しい声が印象的な、美しい人です。
今や5人の子供たちの母親として、
しっかりとハワイの地に根をおろしている彼女に、
ハワイに住むようになって感じたことについて、
以下のことを聞いてみました。
・ハワイでびっくりしたこと
・日本にもあったらいいと思うこと
・これからハワイに来る人へのメッセージ
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⭐︎︎ハワイでびっくりしたことって?
日本と違って、いろいろな人種が入り混ざって生活していることかな。
しかも、お互いが本当に平和に暮らしてる。
同じアメリカでも、ニューヨークだったら、
「それは差別」とか目くじら立てるかもしれない表現があるでしょ。
例えば、〇〇人だからケチだな、とかね。
でも、ここではそういうことをお互いに言い合って
笑い飛ばす雰囲気がある。
なんというか、おおらかな感じよ。
日系人も多いから、
日本語の言葉使いがそのまま英語になってたりする。
たとえば日本では、
年上の女性を「おばちゃん」って呼ぶでしょ。
親戚でなくても。
こちらでも同じように
"Aunty"って子供の友達から呼ばれたりするの。
⭐︎日本にもあったらいいと思うことは?
うーん…ハワイの時間の流れ方かなあ。
ここはゆったりと時間が流れている感じがある。
だから、育児が大変でも、
まあ、なんとかなるか、って思える。
日本でも「あくせくしない」でいられたらいいなと思う。
⭐︎これからハワイに来る人へのメッセージは?
ぜひ、ゆったりとした雰囲気を楽しんでほしいな。
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後記)
実は、日本を離れて生活していることで、
「ここが大変」という話が出てくるかと思っていました。
でも、Mさんの語り口はあくまでソフト。
彼女の人となり、
それにハワイのおおらかさが混じり合い、
聞いているこちらまでがホンワカとする時間でした。
ハワイに関する本で、お勧めのものがあるか聞いてみたら、
本ではないけど、と言って教えてくれたのが、
Lee Cataluna。
マウイ島出身の作家、Lee Catalunaは、
ハワイ最大の新聞で、長らくコラムを担当していました。
そのコラムで描かれるハワイが、Mさんは大好きなんだそう。
Leeのサイトでは、コラムもいくつか紹介されてますので、
ご興味のある方は、ご覧になってみてください。
https://www.leecataluna.com/portfolio_page/fast-vector-mobile/
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「ボーダレスな生き方」では、
当事者の視点を通した現地事情をご紹介していきます。
体験に客観はあり得ませんから、あくまで主観。
気になる情報はご自身で確認してみてくださいね。